わたあめのブログ

アメリカ研究留学に関する経験談をシェアして行きます。

アメリカで家を探す -J1ビザ研究留学-

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こんにちは、わたあめです。

今回は、アメリカでの家 (アパート) 探しについて、私の経験談をお話ししたいと思います! 

 

家探しの流れ

はじめに、ざっくりとアメリカでの家探しの流れをご紹介します。

  1. 物件情報が載っているサイトを見る、または知人からオススメ物件等を聞いて候補を絞る
  2. 気になったアパートに直接行き、空き部屋や内見可能な部屋の有無を聞く
  3. 気に入った部屋があれば、申し込む

内見の際にはアポイントメントを取らなくても無くても大丈夫な所が多いですが、心配な方は事前に電話しておくと良いかと思います。日本と違って Rent のアパートを紹介してくれる仲介業者がいない様なので、自分で直接アパートを回らなければなりません。家探しの段階で車を持っている方はほとんどいないと思いますので、レンタカーや Uber 等で移動するか、現地の知人やラボの同僚に頼んで一緒に回ってもらう形になるかと思います。
私は、同じ大学でポスドクをされている日本人ご夫妻のご好意で、車で一緒に回っていただきました。いずれにせよ、そんなに沢山は見て回れないと思いますので、事前に 2-3 箇所に候補を絞っておくのがオススメです。

物件の探しかた

物件探しは、物件情報サイトで調べる他、現地の日本人の方に紹介してもらう方法があるかと思います。
私は、以下の物件情報サイトで探しました。

どちらのサイトでも、エリアや家賃、部屋タイプ、ランドリー等設備の有無で条件を絞り込んでアパートを検索できるので便利です。

アパートを選ぶ際にチェックすると良い点

アパート選びの際に、私が主にチェックしたのは以下です。

  • 家賃
  • アパート周辺の治安
  • 室内に洗濯機/乾燥機があるか (共用ランドリーではないか)
  • 間取り
  • ゲートコントロールの有無
  • 駐車場
家賃

家賃は自分のお財布とよく相談して許容範囲を決めておきましょう。

しかし、家賃と治安の良さが比例する場合もあるので、安全面を考えるとあまり安さにこだわり過ぎない方が良いかもしれません。安全はお金で買うということですね・・・。

アパート周辺の治安

こちらもかなり重要です。どのエリアが比較的治安が良い・悪いといった情報は、部屋探しを始める前に、ラボの同僚や上司に一度聞いておくことをオススメします。
また、お子様がいらっしゃる方は、デイケアや学区も考慮すると良いと思います。

室内に洗濯機/乾燥機があるか

こちらは、個人的にはかなり重要でした。私の職場がある地域では、アパートの敷地内に共用のランドリースペースがあって、洗濯機や乾燥機が使える物件はかなり多いのですが、各部屋に洗濯機/乾燥機が備え付けてある物件は少なかったです (アメリカではよくある事なのでしょうか・・?)。
自分の好きな時間に家で気軽に洗濯がしたかったので、私にとってこの条件はマストでしたが、特にこだわりがない方は、共用ランドリーの物件の方が家賃が安い傾向にあるので、そちらを選ぶのも良いと思います。

間取り

アメリカでの間取りは、"1 bed 1 bath" といった用に、ベッドルームと浴室/トイレがそれぞれいくつあるかで表します。ちなみに、ざっくり言うと

(日本 → アメリカ)

  • 1K → Studio
  • 1LDK → 1 bed 1 bath
  • LDK → 2 bed 2 bath (*浴室 2つ)

といった感じかと思います。また、"1.5 bath" のような表記をたまに見かけますが、この 0.5 はトイレのみ (浴室は付いていない) と言う意味です。
なので 2 bed 1.5 bath の物件は、ベットルームが 2 部屋あり、片方には浴室/トイレ付き、もう片方の部屋にはトイレのみ付いているといった形になります。

ゲートコントロールの有無

ゲートコントロールとは、アパートの敷地 (駐車場含む) の入り口にゲートがあり、鍵を持っている住人以外は敷地内に入って来れないようにするシステムです。日本で言うオートロックに近いシステムかと思います。
こちらは、出来れば付いているアパートの方が安心ですが、私は残念ながら条件に合う物件に出会えず、諦めました。
こちらも洗濯機/乾燥機の備え付けと同様、付いていないアパートの方が比較的家賃が安い傾向にあります。

駐車場

車で通勤する予定でしたので、これも必須条件でした。アメリカは車社会なので、駐車場が付いていないアパートはあまりないかと思いますが、駐車場の料金が家賃に含まれているのかは、チェックしておくと良いかと思います。

その他気づいた事
  • 冷蔵庫、食洗機は備え付けの物件が多い
  • 物件によっては、電子レンジやオーブンも備え付け
  • 家具付きの物件もある*1
  • プールやフィットネスジムが付いている物件も多い

 

アパートの申し込みの際に必要な書類

  • パスポート
  • ビザや、雇用契約書 (念のため)

アパートの内見後、気に入った物件は仮押さえするか、そのまま契約をします。

また実際にアパートを契約する際には、デポジットや家賃の前払いが必要です。これらの支払い方法はアパートによって違いますので、契約前に確認しておきましょう。現金での支払いは不可のところが多い印象です。私はアパート契約時に銀行口座は開設してあったのですが、デビットカードやチェックブックがまだ届いていなかったため、銀行で Bank check を発行してもらってデポジットと家賃の前払いをしました。

 

契約時に確認する項目

  • 契約期間 (最短で 6ヶ月、多くは 1 年契約)
  • デポジット (金額と、refundable かどうか)
  • 水道、電気等の契約先
  • インターネットの契約先 (指定はあるか)
  • 駐車スペースについて (決まった場所があるか、適当に止めるか)
  • ゴミ捨て場や、ポストの位置
  • 共用ランドリーの位置
  • プールやジムの位置、使用ルール
  • 緊急連絡先 (水漏れ等のトラブル発生時)
  • アパートのオフィスで宅配の受け取りをしてくれるか
契約期間について

 通常は6ヶ月から1年の間で契約を結ぶことが多いと思います。中には月々の契約をしてくれる物件もありますが、家賃が割高になります。私のアパートでは、通常の家賃 +100 ドルでした。

宅配の受け取り

アメリカの宅配には再配達等のサービスは無いようで (日本独特のサービスなのでしょうか?)、不在の場合はドアの目の前に放置されます・・・。アパートのオフィスで宅配の受け取りをしてくれれば、不在の際に荷物が届いても安心です。

 

終わりに

今回は、アメリカでの家探しについてお話しました。渡米直後は、英語での生活に慣れていないにも関わらず、様々な契約等で電話したり、交渉したりすることが多く本当に疲れると思います・・・。
家が決まれば、それもひと段落するかと思いますので、頑張りましょう!

*1:3 ヶ月や 6 ヶ月等の短期滞在でなければ、割高になるのであまりオススメしません