わたあめのブログ

アメリカ研究留学に関する経験談をシェアして行きます。

アメリカ研究留学中 (J1ビザ) の保険について

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こんにちは、わたあめです。
今回は、アメリカ研究留学中の保険についてお話ししたいと思います!
 
私は現在 J1 ビザで留学しているため、一定の条件 (保障内容) を満たした保険の加入が必須となっています。
保障内容の条件は受け入れ先の機関により異なりますが、以下の 4 項目を最低条件として、他の条件が追加された形になるようです。*1

保険の条件

  1. Medical Benefits: $100,000/1事故・1疾病以上

  2. Repatriation of Remains*2: $25,000

  3. Medical Evacuation*3: $50,000

  4. Deductible: $500/1事故・1疾病以上

これに加えて、厳密に言うと保険会社のランク等にも条件がある様です。
受け入れ先で職員用の保険に加入できることもあるので、予め担当者に聞いておくと良いと思います。
ただし、職員用の保険に入る場合は、基本的に条件 2 および 3 が含まれていないため (留学生向けの保険ではなく、一般的な保険のため)、別途これらををカバーしてくれる保険に加入する必要があるのでご注意下さい。
 
受け入れ先の保険に加入出来ない場合は、自分で保険を手配する必要があります。
私の場合は、大学職員用の保険への加入が可能だったのですが、渡米後、保険に加入できるまでにタイムラグがあったため、その間は "AIG 損保 ANA海外赴任サービス用 海外長期滞在者用保険" を契約しました。

AIG 損保 ANA海外赴任サービス用 海外長期滞在者用保険
https://www.faminet.net/aiu/afs.html
こちらは ANA マイレージクラブ海外赴任サービスメンバー向けの保険なのですが、同様の保険が JAL にもあります。

JAL ファミリークラブ 海外赴任者総合保障制度
https://www2.jalux.com/jfc/compensation.html
 
上記の保険は、どちらも渡米後には申し込むことが出来ませんので、渡米前に忘れず契約を済ませて下さい。
また、これらの保険には医療保険に加えて個人包括賠償責任保険もセットになっています。
JAL ファミリークラブ 海外赴任者総合保障制度では、個人包括賠償責任保険のみの契約も可能ですので、渡米後に大学職員用の医療保険に入れる方は、2年目以降は医療保険を外し、こちらだけ契約するといった使い方も可能な様です。
 

Medical Evacuation 用の保険

最後に、私が現在加入している Medical Evacuation 用の保険 (Repatriation of Remains もカバーされています) をご紹介します。
現在、大学職員用の保険とこちらの保険の組み合わせで J1ビザの保険条件をクリアしています。

BETA Scholastic
https://www.betins.com/Products/Evacuation/Evacuation.aspx
こちらは $23/半年 もしくは $40/年 単位で契約出来ます。契約もオンラインで済むので簡単です。年に 1 度、更新の度に大学へ Certification を提出しています。
 

おわりに

今回は、アメリカ研究留学中の保険についてご紹介しました。
アメリカでの医療費は日本と比べると恐ろしく高いので、保険は保障が手厚いものを選んでおくと、もしもの時に安心だと思います。
余談ですが、私は虫歯の治療に $500 かかりました・・・。保険に加入していなかったら $1000 以上かかっていたようです。
皆様くれぐれもお気をつけ下さいね。

*1:受け入れ先から詳しい案内があるはずなので、詳細は必ず各自でご確認下さいね。

*2:遺体を本国に送還するための費用

*3:医療上の理由で被保険者を母国に搬送するための費用